新幹線台車破損 ギアカバー 油漏れ車内に煙(産経新聞)

 3日午後8時40分ごろ、山陽新幹線西明石−新神戸間を走行中の博多発東京行き「のぞみ56号」(16両編成)の12号車の乗客から「車内で『バチバチ』と音がして煙が充満している」と110番通報があった。

 JR西日本は新神戸駅で運転を打ち切って点検したところ、12号車の車体下部にあるモーターの駆動を車軸に伝えるアルミ製の「ギアカバー」が破損し、油が漏れた跡が見つかった。破片がオイルホースを傷つけ、油漏れにつながったとみて兵庫県警などで調べている。

 神戸市消防局によると、気分不良を訴えた乗客の男性(27)が病院に運ばれ、軽症。

 JR西によると、のぞみ56号は最新鋭車両のN700系。乗客は約600人だった。新神戸駅で停車した影響で、山陽新幹線は上下線で一時運転を見合わせた。

 消防局によると、破損が見つかったのは12号車の右側前寄りの車輪付近。

 兵庫県警によると、複数の乗客が12号車前方の天井付近から白い煙が出たと話している。漏れた油が飛び散り、走行中で熱を持った車体下部の金属に触れて白煙が上がったとみられる。

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 ■「ゴゴゴ」床下から異音

 「ゴゴゴと床下で人が暴れているような音が響いた」。のぞみ56号12号車の複数の乗客の話を総合すると、最初に異変を感じたのは新幹線が岡山駅に停車する前後だった。

 「ゴゴゴ」という音とほぼ同時にビニールが焼け焦げたようなにおいが立ち込めた。乗客の一人は「姫路駅を過ぎて、においに気分が悪くなった途端、白い煙が一気に広がった」。乗客は左右を見回して落ち着きのない様子になった。

 その後、座席上の棚の上は煙で真っ白に。12号車の中央付近にいた男性会社員(34)がたまりかねて8両目にいた車掌を呼びにいった。「煙が充満している」。車掌はようやく事態を把握し。新神戸駅に停車する前には12号車の乗客は自主的にほかの車両に避難を始めていた。

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